非遺伝子組換えの講演会で判ったことをお伝えします。

 

すでに遺伝子組換え済み食品を食べている現実

先日生協主催の遺伝子組換え不使用の講演会に参加して、初めて遺伝子組換え済み食品が、世の中に氾濫していることを知りました。

すでに私たちは、遺伝子組換えを行った原料から作られた食品を、まったく不安に思わないで食べているのです。

特に日本は食料自給率が低いので、世界一遺伝子組換えの食品を食べているとも言われます。

 

遺伝子組換えに対する不安

私が入っているパルシステムで実施したアンケートの結果(4,106人回答:2108年9月実施)

・食品を購入するとき、遺伝子組換え作物が原料として使われているか気になるかどうか?

  ⇒非常に気になる、気になるを合わせると、90%以上の人が気になると回答

 

・遺伝子組換え食品の安全性についてどう思いますか?

  ⇒とても不安である、ある程度不安であるを合わせると、90%以上の人が不安であると回答

 

上記のように、遺伝子組換え済み原料が使われているか、気になるし、その安全性もまた不安であると、はっきり消費者は、感じとっているのです。

 

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遺伝子組換えとは?

遺伝子組換えとは、生物の細胞から有用な性質を持つ遺伝子を取り出し、植物などの細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせることです。

遺伝子組換えを利用しなかったら、従来の品種改良のように、研究と交配を重ね、膨大な時間をかけて、自然界の中で、やっと理想とする品種を生み出してきたわけです。

しかし、遺伝子組換えをすると、効率的な改良が行われ、ある意味都合の良い品種を作り出せてしまいます。

その品種は、本来自然界では、存在しないものです。

 

遺伝子組換え済みの原料として何があるの?

現在日本では、8品目318品種と多くの遺伝子組換え食品が許可されています。

消費者は、多様な遺伝子組換え食品の実際の状況をとらえることができません。

「遺伝子組換え大豆は、使用していません」とか「非遺伝子組換え大豆使用」などとは、表示されています。

しかし、お菓子の原材料のみずあめの原料であるコーンに、遺伝子組換えコーンを使っています、とはどこにも表示されていないのです。

許可されている8品目とは、大豆、とうもろこし、じゃがいも、アルファルファ、てんさい、わた、なたね、パパイヤです。

この8品目から作られるものは、たくさんあります。

しょう油、みそ、油脂、植物油脂、マーガリン、ショートニング、タンパク加水分解物、豆乳、豆腐、大豆タンパク、でんぷん、コーンスターチ、食物繊維、アルコール、酒類、醸造酢、みりん、みりん風調味料、砂糖、糖類、みずあめ、オリゴ糖、デキストリン、乳化剤、ビタミンE、ビタミンC、エタノール、クエン酸、カラメル、トレハロース、セルロース・・・等などおどろくほどあります。

非遺伝子組換えの原料が、少なすぎる!

日本は、大豆の自給率は、7%、なたねは、わずか 0.04%であり、そのほとんどを輸入原料に依存している現状です。

アメリカ生産のとうもろこしの90%は、遺伝子組換えです。

非遺伝子組換えの原料を得るのは、大変なことで、また価格も、遺伝子組換え済み原料に比べると、とても高いわけです。

講演会で紹介されたなたね油を作っている企業さんは、何年もかけて、オーストラリアの農家と話し、非遺伝子組換えのなたねの栽培と買い付けを実現されたということでした。

また、冷凍たいやきを作っている企業さんは、それぞれの原料すべてに非遺伝子組換えを使いたいと思い、探しつづけて、原料メーカーを見つけて指導したという話しでした。

非遺伝子組換えのみずあめを作っている原料メーカーは、当時1社だけだったそうです。

もはや日本で、非遺伝子組換えの原材料だけの食品を食べ続けることは、不可能なレベルです。

 

消費者は、遺伝子組換えに対して、関心を持とう!

私たち消費者は、できるだけ安全なものを食べたいですから、遺伝子組換えに対して、関心を持たなければと思います。

おそらく、国の基準はゆるい方向へ向かうかもしれませんが、自分で自給自足できないので、せめて正しい知識を持って、買いましょう。

他の生協さんもこの問題に積極的に取り組んでいるとは、思います。

パルシステムも、2018年10月から、商品カタログに遺伝子組換えの原料が入っているかどうかの、マークが表記されています。

数多くの加工食品の中で、非遺伝子組換えの原料がまったく入っていないものもあります。

関心があれば、一度購入してみてください。

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