たくさんのサイト

サイト売買の危険を体験したことをお伝えします。

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気軽にできるサイト運営

世の中がネット時代になり、日常生活にネットが浸透してきました。

その普及に伴い、気軽にサイトを作り、アフィリエイトなどによる収入を得ることが、誰にでもできるようになってきました。

しかし、参入するハードルは、低くなったけど、やはりある程度の収入を得ることは、なかなか難しいのが現状です。

そこで、他の人が作り運営しているサイトを売買することも、それほど珍しいことでもなくなってきました。

更に別な事業の資金にするために、手放すケースも頻繁にあります。

サイト売買についての危険性を痛感した体験をお伝えします。

 

私が経験したサイト売買未遂

私が経験したサイト売買未遂は、3週間で終わってしまいました。

AというM&Aの情報を載せているサイトで、あるマッチングサイトの売却情報を見つけ、問い合わせました。

このマッチングサイトの売却情報は、アップされた初日でした。

このAというサイトは、売り手と買い手を結びつけるだけで、こちらからA社に相談しないかぎり、何も両者に接触してきません。

 

直ぐに売主から返事が来て、実名交渉に入りました。

この時点で、お互いの氏名、住所、メールアドレスが判ります。

実際のサイトアドレスや売上、営業利益などのデリケートな情報は、お互いメールでやり取りをしました。

ここで、あれっと思ったのは、売却するサイトを、やはりこのA社の売買情報の欄で最近見たことがあったのです。

しかし、売却情報の文言や売却価格は異なっていました。

売買のサイトでは、成約すれば、「成約」と表示されますし、なかなか成約しなければ、「終了」と表示されるサイトが多いです。

終了した案件でも、売却情報の文言を変更しないで、再度新規案件として掲載している場合もあります。

新規案件だと、多くの人の目に触れるからです。

 

この問い合わせは、Tさんという女性でしたが、他にも多数購入の問い合わせが来ているということでした。

Tさんと何度かメールのやり取りをして、疑問点がある程度なくなりました。

 

ただ、Tさんは、あくまでも問い合わせ担当で、実際のオーナーのH氏に取り次いでもらいました。

直ぐに、H氏からもメールが来て、今日お会いするか、お電話でお話しするか、どうでしょうかという内容でした。

大体のことは、Tさんとのメールで判ったので、実際のオーナーであるH氏に会って、信頼できる人がどうか、判断したいと思いました。


A社は、マッチングの場を提供しているだけで、仲介はしません。

サイトでも事業譲渡に変わりはないので、信頼できる人物であるか、事業の説明内容が信憑性があるか、を判断するのは、やはり実際に会って話しをするのが、一番だと考えました。

急遽夕方待ち合わせ場所に、夫と二人で出かけることにしました。

 

待ち合わせの喫茶店で、H氏とちゃんと会うことができました。

ごく普通のサラリーマンで、海外主張も多くて、サイトに手間をかけられないので、手放したいということでした。

売上と経費の明細を見せてくれて、実際の売り込みも通帳で確認できました。

後で疑問に思ったことは、売上表の取引先の企業名がすべてイニシャルになっていたことです。

びっくりしたことに、H氏はA社を通さないで、契約してもいい、その手数料分を譲渡後のサイト広告代に当ててほしい、と言い出しました。

A社への手数料は、H氏の調べでは、売買代金の10%でした。

 

以前A社に同じサイトの売却情報を出しませんでしたか、と聞いたところ、知人に任せていたけど、高いので成立しなかったと言いました。

サイト譲渡後もそれほど手間がかかるわけではなく、利益率も高そうなので、売って欲しいということでまとまりました。

準備している契約書をメールに添付して送信するので、確認して欲しい、また3日後に同じ喫茶店で、譲渡に向けての具体的な話し合いをもつ約束をしました。

 

契約書の原案がメールに添付されてきましたが、間違ったもので、修正版がまた送信されてきました。

その修正版も、こちら側にとっても十分なものでもないけど、実際に会うときに話そうと思いました。

 

2回目の面談の前に、H氏から弁護士を同席させてもいいかというメールが入っていました。

こちらは、分からないことを質問できるので、いいですと答え、その喫茶店の会議室を予約しました。

しかし、弁護士は来なくて、H氏一人でした。

夫がこの契約書では、不十分なので、見本となる契約書のコピーも持参して説明しました。

H氏は、契約書のコピーも持ってきておらず、ただ引き渡しまでの日程を詰めるだけに来たみたいでした。

一体H氏は、契約書の内容についても話し合うのに、変だなと不思議でした。

それでも、双方の話し合いで、1週間後に契約で、サイトの引き渡しと検収の大体の日程も決めました。

A社の売却情報では、売上保証を付けるということだったけど、それも契約書には含まれておらず、金額まで話し合いたかったのですが、時間があるにもかかわらず、H氏は、売上保証の金額を言いませんでした。

とにかくどこかが変だと感じてしまうのです。

 

1週間で、双方が最終的な契約書の確認をしなければなりません。

一度H氏から、契約書の修正版が送ってきましたが、まだ不十分で、修正の内容を送り、ほぼ双方が納得しました。

 

しかし、約束の1週間後の前日になっても、修正版の契約書が送ってこないので、こちらから問い合わせたところ、すべてを先に渡してしまうリスクを感じると言ってきました。

話し合いでは、サイトの引き渡し後、3日後に代金を振り込むことになっていました。

 

それから数日して、サイトの引き渡しの翌日に代金の振り込みをするという内容では、どうでしょうかと言ってきました。

こちらも移管したサイトがちゃんと可動するかどうか心配だと伝えると、やはり3日後ということになりました。

それからこちらも双方が、安心してサイトと代金の授受をできるエスクローサービスを調べて、連絡しました。

A社はエスクローサービスをやっておらず、A社に成約したと連絡した場合、個人の買主は、A社に3%の手数料を払います。

 

エスクローサービスとは、サイトの引き渡しの前に、買主が売買代金をエスクローサービスをやっている金融機関に預け、サイトの移管、検収後、代金が金融機関から売主に支払われる業務をいいます。

売主と買主双方にとって、安心できるやり方ですが、手数料がかかります。

 

最後のメールから1週間の間に、A社のマイページで、H氏の売ろうとしているサイトを、以前私も問い合わせしていた履歴が残っていました。

以前の情報を読むと、今回の価格より安いのです。

H氏は、高いから成約しなかったと言ったのに、またまた不信感が湧いてきました。

 

1週間の間、何も連絡してこないので、自然消滅するだろうと思っていました。

夫も、TさんとH氏のメルアドが同じだと言い出しました。

東京と大阪で離れているのに、同じメルアドっていうのもちょっとおかしいです。

それにしても不可解なことばかりで、連絡してきても断るつもりでした。

やはり信頼できる業者に仲介してもらわなければ上手くいきません。

 

1週間後に、知人がその知り合いに売ることが決まったので、という内容のメールがきました。

本当に人をなめた失礼な話しだと思いましたが、もう反論のメールもなにも送りませんでした。

 

今回の取引は、どこからどこまでが真実であったのか判りません。

かなり嘘の部分もあったと思います。

ゆっくりA社の情報を見ると、同じサイトではないかと思える情報が、半年で数回ありました。

 

いい加減な取引から学んだ教訓

サイトの売買は、できるだけ信頼できる仲介業者を通しましょう。

仲介業者を通しても、契約書の内容を理解、検討して契約しましょう。

相手の言動に不自然なところはないか確認しましょう。

不安に思う契約は、止めましょう。

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