ハウスメーカーを見極めるチェックリストを作成しました。
家に関することにいろいろ大変な経験をしてきました。
売買や賃借は、知人や親族間で行う場合もあり、それほどトラブルになる確率は、低いかもしれません。
しかし、大抵の場合、業者と関わることで、トラブルが発生してしまいます。
その反面業者を頼らなければ、事が進まないのも現実です。
特に家を建てるときは、ハウスメーカーにやってもらわなければどうにもなりません。
20年余り前に、実際に経験したとんでもない業者に対して感じた項目を、判りやすくチェックリストにまとめました。
下記の項目に当てはまらなければ、まあまともなハウスメーカーだと思えます。
住宅メーカーを見極めるチェックリスト
チェック項目 | |
1 | 工事請負契約を最後まで履行できる誠実さがあるか |
2 | 打ち合わせ確認書を作成しているか |
3 | 必要な電話連絡や様々なことについて適切な説明をしているか |
4 | 設計図面・仕様書を勝手に変更していないか |
5 | 書類等に単純なミスはないか |
6 | 注文者の承認なく、一方的に決定していないか |
7 | 承認図面・仕様書を注文者に渡しているか |
8 | 営業、設計、工事各担当者の発言が、一貫性があるか |
9 | 注文者の要望を聞いてくれているか |
10 | 工事現場監督及び社内検査は、ちゃんと機能しているか |
11 | 図面・仕様書と同じ施工になっているか |
12 | トラブルになったとき、上層部に解決能力があるか |
上記はあくまでも注文建築で、家を建てる場合を想定しています。
チェックリストの1~5は、契約前に確認できる範囲のことです。
契約を焦らせる業者は、契約後も誠意ある対応はしません。
契約を焦らせる業者は、もちろん論外で、約束を守らない、書類や図面にミスがあったり、必ず契約までに気づくことがあります。
なにも問題がない誠実な業者だと、契約に進んでもいいでしょう。
契約後も任せきりにしないで、注文者も随時図面や書類に目を通し、実際に家の建設が始まったら、自分の目でチェックすることです。
家を建てるときに関する関連記事です。
検査会社に依頼することもいい方法
上記のチェックリストを利用して、満足な家を建てることもできます。
しかし、やはり建築の専門家でない限り、どこまでも素人であり、チェックすることにも限界があります。
どうしても不安なときは、別料金が発生しますが、第三者である検査会社に関わってもらうのが、最良の方法のような気がします。
もし残りの人生で再び家を建てることがあれば、私はぜひそうしたいと考えています。
家を建てるときに知っておくこと
1984年以降、建売であろうと注文住宅であろうと、建物を設計した建築士が「確認」し、「監理」した建築士が「検査」をすれば、その結果に対して役所が証明書(建築確認通知書と検査済証)を発行する制度に変わっています。
建築確認通知書には、注文者と一面識もない設計者の名前と、建設現場に一度も足を運んだこともない工事監理者の名前が書いてあることが多いです。
上記の内容も関連記事に書いておりますが、大切なことなので、もう一度記しました。
一般人にとって人生の中で、一番高額な買い物であるはずの家が、一番ずさんに扱われているように思います。
現実に、我が家の工事監理報告書にはいろいろ虚偽の記載がありました。
家を持つことは、いろいろなことを理解してからでも遅くありません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。