家を売るときの注意点17ポイントを時系列にまとめました。
家を売るのも、買うのもとても難しい点を含んでいます。
なぜなら、大抵の場合、今まで面識がなかった他人との間で売買するからです。
しかも、仲介業者の仕事のやり方、その力量も判っていません。
その上、一般人にとっては、高額な取引になるからです。
売買の両方で苦労した経験から、家を売るときの17の注意点を、時系列にまとめました。
準備段階のポイント:
①できるだけ家を掃除をし、買主が入居後すぐに修理の必要のないようにしておく。きれいに掃除しておくと、仲介業者が室内写真やムービーを撮りましょう、と言ってくれます。
②固定資産税額が判る書類、建築確認申請書、竣工図面、設計図面等を用意しておく。設計時の図面は、竣工図面より詳しいので、大きなリフォームには必要なので、ぜひ残しておきましょう。
③リフォーム履歴も仲介業者に渡せるようにA4一枚にまとめておく。
④注文建築の場合は、間取りや設備の意図の説明もA4に箇条書きでまとめておいた方がいい。
⑤一戸建ての場合、境界杭がはっきり見えるか確認しておく。
⑥マンションの売却の場合、管理費や修繕積立金の額が判る書類、管理組合の管理規約等も用意しておく。
仲介業者選びポイント:
①3社以上に査定してもらう。販売方針等を突っ込んで聞いておく。
②住宅情報サイトで、頻繁に出てくる業者が販売力があるとは限らない。販売力があれば、長期間同じ物件が載っていることはない。業者の営業トークに乗らないこと。
③契約した業者で上手くいかなかった場合に備え、媒介契約を断った業者の名刺などを保管しておく。
④専任媒介契約は、万一の場合、3ヶ月間他の業者と媒介契約できないので、良し悪しである。
販売開始時のポイント:
①住宅情報サイトでデビューするときの最初の販売価格がとても大切なので、早く決まりたかったら、手を出してもらえるような価格設定にする。
②仲介業者が作成した販売図面や住宅情報サイトの物件情報に間違いがないか確認する。
③レインズ(不動産流通標準情報システム)に登録してあるか業者に必ず確認する。
内覧時のポイント:
内覧はあくまでも業者に任せる。業者にアドバイスされたことは、家中の照明を点け、内覧者の後を付いて歩かない。離れた所にいて、ゆっくり見てもらえるようにする。質問があれば、最後に答えればいい。
販売期間中のポイント:
①上手くいかないときは、業者の言うことを鵜呑みにせず、客観的に考えて、他の業者に頼むなり、自分ができることを考えてみる。
②売る物件が遠い場合でも、決まるまで掃除に行った方がいい。定期的に掃除までしてくれる業者もある。
引っ越す前のポイント:
引っ越すまでに契約できなければ、引っ越す直前に住民票を取得しておこう。住所変更した住所で引き渡すと、再度登記の費用が発生する。その住民票が有効期間であれば、再登記する必要がなく、費用を抑えることができる。
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