太陽

胸が重くなるようなストレスから発生するさまざまな症状が、どのようなはっきりとした病気となっていくのでしょうか。

 

ストレスを忘れることができたらいいのに、ストレスはつらい!で紹介した症状が、頻繁にあるいは常時現れるようになると、明らかに病気になったといえるでしょう。

おかしいと思ったら我慢せず、早めに信頼できる医療機関で診察を受けましょう。

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ストレスが原因と考えられる病気は広範囲に及ぶ

頭痛:頭痛の主なものに、緊張型頭痛、偏頭痛、混合型頭痛があります。

  • 緊張型頭痛は、頭痛の50%を占め、ヘルメットを被ったように締め付けられる痛みが長い間続きます。パソコン業務が主流の現代は、このタイプの頭痛に悩まされている方は、かなり多いかと思います。頭、首、肩が凝り張っています。
  • 偏頭痛は、頭の片側(ときに両側の場合もある)が、ズキズキと痛み、光や音に過敏に反応して、吐き気を伴うこともあります。
  • 混合型頭痛とは、頭痛が慢性に経過すると両者の性質をあわせもったような頭痛となった場合です。こうなるとストレスや過労、睡眠不足などですぐに頭痛があらわれやすくなります。

脳卒中:長時間労働やストレスで、交感神経系が優位になり、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌が増え、血圧や血糖値が上がります。この状態が長期間続くと、高血圧、高脂血症、糖尿病を招いたり、動脈硬化を促進してしまいます。また、ストレスが長期間続くと、イライラがたまり、生活習慣が乱れ、喫煙・飲酒の増加、食べ過ぎや運動不足になります。これらにより、動脈硬化は促進され、脳卒中などの重篤な病気になる恐れがあります。

気管支喘息:ストレスそのものから喘息になるのではなく、喘息の症状になりやすい体質の人がストレスを抱えた場合に喘息を引き起こしてしまいます。

過換気症候群:突然に呼吸が荒くなり、口の周りや指先がしびれ、意識が遠のく病気です。

胃・十二指腸潰瘍:みぞおちの痛みと胸やけで、空腹時に起きることが多いです。十二指腸潰瘍では夜間に痛むことも多いです。潰瘍が血管を傷つけることで、吐血、下血が起きます。さらに悪化すると危険な3大合併症に進行します。

自律神経失調症:ストレスにより自律神経が乱れ、めまい・耳鳴り・食欲不振・不眠の症状が出てきます。

過敏性腸症候群:お腹の痛みや不快感に下痢や便秘を伴う症状が続きます。

じんましん:突然に体の一部が赤くなり、痒くなります。例えば仕事から帰宅した後に、じんましんが出て、しばらくすると消えることもあります。

円形脱毛症:円形または楕円形に髪の毛が抜けます。

突発性難聴:突然聴力が低下し、耳の聞こえが悪くなり、耳鳴り、めまい、耳の痛みを伴うこともあります。

うつ病:こころの風邪をいわれ、誰にでも起こりうる病気です。気分が落ち込む、気力が出ない、マイナス思考になる症状が続くだけでなく、不眠、食欲不振、過食、疲労感等も現れる場合も多いです。

パニック障害:動悸が激しくなり、息苦しさ、冷や汗、めまい等が起こり、強い不安、恐怖を感じる病気です。外出できなくなる場合もあります。

適応障害:環境の変化や生活上のストレスが原因で、日常生活に支障をきたす病気です。

PTSD(心的外傷後ストレス障害):近年よく耳にするようになった病気ですが、事件や大災害など、通常では考えられない事が起こったきっかけで発症します。

摂食障害:ダイエットやストレスがきっかけで、拒食症になるときも、過食症になるときも、またこの2つを繰り返すときもあります。

以上の病気以外にも、ストレスが原因で発生してしまう病気が沢山あります。

ストレスは、ただでさえ免疫力を低下させる原因になります。

したがって、ストレスが断続的に続くと、ストレスそのものが病気の主因となったり、一因となったりします。

黄色のチューリップ

私の場合:

ストレスを忘れることができたらいいのに、ストレスはつらい!お伝えした中で、医療機関の診察を受けたのは、次の通りです。

  • 高血圧:これは会社の健康診断で数値が高いと、要精検の書類が来るので、行かざるをえませんでした。勤務の休日主治医の診療所で、測定してもらうと、正常値なのです。医師にどうして会社で測ると高いのかと聞いたら、「戦闘状態になっているから」と言われました。まさにストレスを受けていることを、数値が表しています。
  • 頭痛:私も生身の人間ですから、時には頭痛が起きることもありましたが、鎮痛剤を服用すると治まっていたので、頭痛持ちと思ったこともありませんでした。在職中に、ある日突然頭痛が始まり、ずっと12年続いています。基本的には緊張型頭痛ですが、右こめかみが痛いときもあります。鉄のヘルメットを被って締め付けられているようでした。30箇所位の医療機関でさまざまな治療を受けて、随分良くなりましたが、一日まったく頭のことを意識しなかったという日は、まだ訪れていません。原因は、ストレス三昧な職場環境と激務です。発病して1ヶ月半で、退職しました。
  • ふらつき・動悸・胸部圧迫感:上記の頭痛を治そうと思って、自宅から遠方の病院に入院しました。そこでの、恐ろしいストレスで、入院1週間後から、これらの症状が始まりました。病院は、治療の好転反応ぐらいにしかとらえていませんでしたが、頭痛も治るどころか、自分で歩くこともできない寝たきり寸前の体でした。退院後すぐ、主治医に診てもらうと、「ストレスによる自律神経失調症です」と言われました。強いストレスで、人間の体がこんなことになるなんて、今でも自分の体に起こったことが信じられません。症状が消えるまで、6年半かかりました。


職場や日常生活で、辛いストレスを抱えている方も沢山おられると思いますが、早めに休んで回復に向けて気持ちを切り替えてほしいと思っています。

 

次は、職場でのストレスが限界なんです、どうしよう?です。ぜひ、読んでくださいね。

ストレスを受け流す対策!をまとめてありますので、こちらもご覧ください。

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