現代はストレス社会と言われますが、ストレスを抱えるとどのような症状が出てくるのでしょうか。
目次
ストレスとは
ストレスは、外からの刺激に対するストレス反応とストレスの原因であるストレッサーの両方を指しています。
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ストレスを感じない人はいないそうで、周りから期待されている適度な良いストレスは、励みにもなり頑張ろうというモチベーションを上げることができます。
しかし、悪いストレスは、その人の人生までも、予想しなかったものにしてしまいます。
ストレッサー(ストレスの原因)となるものは
- 物理的原因:暑さ、寒さ、光や音の刺激、人混み、悪臭等
- 化学的原因:タバコ、酒、食事、薬物等
- 生物学的原因:細菌、ウィルス、カビ、花粉等
- 心理的原因:不安、不満、緊張、怒り、悲しみ等
- 社会的原因:職場、家庭、学校等
ストレスから症状が現れるまで
人間の体は、過度なストレスを受けると、ホルモンバランス(特に副腎皮質ホルモン)が乱れ、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが増え、血圧が上がったり、血糖値が高くなったりします。
また、ストレスを感じると、自律神経も乱れて、特に交感神経が活発になり、瞳孔が開き、呼吸や脈拍が速くなり、全身の筋肉は緊張します。
増えたコルチゾールが血液の中で、全身に巡り、自律神経も内蔵や器官にあるので、あらゆる症状が出てきても不思議ではない状態になります。
ストレスが影響する症状として大きく分けると、3つある
- 精神面の症状:イライラ、緊張、不安、落ち込む、やる気が出ない、現実逃避等
- 身体面の症状:頭痛、肩こり、首こり、腰痛、下痢、便秘、目の疲労、胃痛、動悸、めまい、ふらつき等
- 行動面の症状:飲酒、喫煙の増量、出社拒否、不登校、仕事での失敗、注意力低下等
どういう症状が出てきても不思議ではないので、体の仕組みを考えると、ストレスを感じながら健康で過ごせる人は、いないような気がします。
私の場合:
ストレスという言葉を聞くだけで、苦しかったことを思い出し、もっと未然に自分で防ぐことはできなかったのか、と思うこともあります。
私が体験した症状をお伝えします。
以下の5つの症状は、11年前に退職した最後の職場でのことで、勤務年数は3年2ヶ月でした。
- 高血圧:血圧は元来低かったのに、入社して半年後の会社の健康診断で高い数値でした。とにかく職場や病院では高くなってしまう状態が今でも続いています。
- 音を聞きたくない:製造業だったので、工場の音がうるさかったのですが、最初の頃はなんともなかったのです。車通勤で、所要時間は30~40分ほどでした。最初の頃は、通勤の車の中でも、ラジオを聞いていたのですが、いつごろからかはっきりと覚えていませんが、車の中で、無音で居たいと思うようになっていきました。これがすべての前兆だったと思います。
- 胃痛:業務のため腰を捻挫してしまい、診断書を提出して、その業務から離れたのに、断った業務をしつこくやれと言われて1ヶ月ほど続きました。これは、きっぱり断って、胃痛は治まっていきました。
- 慢性的な疲労感:長期休暇中自宅でゆっくり休んでも、強い疲労感が取れませんでした。
- 頭痛:突然頭痛が、起こり、薬を飲んでも、マッサージに行っても治りませんでした。後日緊張型頭痛と診断されるまで、常に痛いわけですから、正直車の運転中も頭の血管が切れるのではないかと、怖かったです。闘病12年になり、いろいろな治療を受けて大夫良くなったけど、まだ完全には治っていません。
以下の3つの症状は、頭痛を治そうと入院したときに、入院生活のストレスから1週間後に起こったものです。症状が消えるまで6年半かかりました。
- 動悸:心臓が爆発しそうでしたが、脈拍は正常でした。
- ふらつき:何かに捕まっていないと、立っていることも、歩くこともできませんでした。目は回っていませんでした。
- 胸部圧迫感:胸部にお米の袋を置かれているように重く、上を向いて眠ることができない状態でした。
次は、胸が重いストレスは、病気になる恐れがあります・・・についてお伝えしますので、ぜひ読んでくださいね。
ストレスを受け流す対策!をまとめてありますので、こちらもご覧ください。
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