制服の学生

学校や会社の制服の衣替えは、いつ、どのようにやっているのでしょうか。

 

どうして衣替えがあるのか

衣替えは、本来は平安時代に中国から伝わった行事であるのですが、江戸時代の武家社会では、年4回の衣替えが定められていました。

江戸時代といえば、着物を着ていた時代です。

そのなごりが時節と着物の種類にあります。

10月から5月までが、裏地が付いた袷、5月と9月が裏地が付いていない単衣、7~8月が薄物、麻を着ます。

こういった伝統と春夏秋冬といった四季がある日本の気候が生み出しだものかとも思います。

スポンサードリンク



 

明治維新で新暦に変わると、6月1日が夏服への衣替え、10月1日が冬服への衣替えとして、官公庁、学校、企業に定着しました。

学校などは、地域によって、15日から1ヶ月位のズレがあるそうですが、大体この6月1日と10月1日が衣替えの日ですよね。

今は制服がない職場も多い

現在は、省エネのためクールビズもかなり定着してきて、正式な場以外はかなりゆるくなってきているように感じます。

区役所でもなんか自宅に居るような私服で対応されるので、お気軽そうに見えてしまうので、それが良いのかどうなのかよく分かりません。

しかし、官公庁でも、警察や消防の方は、ちゃんと制服を着ておられるので、職種によるのかなと思います。

 

さて、家庭に学齢期の子どもがいないので、今の学校の制服の衣替えの様子をはっきりと知ることができません。

 

学校の制服着用期間は、杓子定規で猶予期間なしだった

数十年前、私が高校生のときも、制服があって、衣替えの日に、夏服、冬服に着替えてました。

ただ5月と9月だけベストを着ていました。短大時代も、同様に衣替えを実施していました。

昔は猶予期間がなかったです。

今考えると、そんなに杓子定規に切り替えなくても、2週間ぐらいどっちでもいい期間があっても良かったのにと思います。

それに学校の制服は、卒業してしまえば不用品となり、無駄になります。

 

子ども世代も同様で、規定通り

子育て中は、息子たちは、幼稚園のときから、制服を着ていました。

半袖のシャツと短パンで、体操服です。

冬はその上に上着を着てエプロンを付けてました。

真冬は、自分の長ズボンをはいても良かったです。やはり、きっちりその日に衣替えをしておりました。

 

問題は小学校に上がってからでした。

学校の制服も、会社の制服も全部ポリエステル等の化学繊維が入っています。

二男は、アトピー性皮膚炎だったので、素肌に着るシャツも、ポリエステルと綿の混紡で、肌には良くありません。

公立小学校なのに、当時標準服というのがあって、同じものを着る必要がありました。

こういうところが、日本の社会は面倒ですよね。

全員一律でなくてもいいのにと思います。

そこで、実家の母の知り合いに綿100%の生地を持って行って、縫ってもらいました。

 

真冬は寒くても、男児は半ズボン、女児はスカートです。

長男は、先生は長ズボンをはいているので、ずるいと家で言ってました。

一応標準服ですから、寒ければ自分の長ズボンも許されていました。

それでやはり、衣替えの日に切り替えなくてはなりません。

猶予期間はありませんでした。

ただ小さくなったら無駄にならないように、学校で制服交換会がありました。

こんな事するぐらいなら、初めからなくてもいいのにと思ってしまいます。

 

息子たちの小学校時代に県を超えて転校したので、制服がなくなり、ホッとしたことを覚えています。

女の子

学校の制服着用期間と素材の違いで選択できたら良いのに

中学、高校時代は、当然のように制服があり、衣替えもありました。

少数ではありますが、制服を廃止した学校もあります。

制服を規定するなら、昔とは気象が変わってきてますし、せめて夏服、冬服の着用期間を本人任せにした方が良いですよね。

 

それとアトピーなどの皮膚の弱い子どものために、少し値段が高くなっても素材を選択できるようにしてほしいです。

いま子育て中で苦労している方が、おられるのではないかなと想像しています。

私学では中学校でも制服がない学校もあり、日本の学校も、もう少しこういう規制はゆるやかでいいと思います。

 

会社の制服は、衣替えがない

夫の在職中は、制服ではなく作業着があり毎年夏物、冬物が支給されていました。

私の方は、新卒で入った会社には、制服がなかったので、楽でしたが、お客さんが多く出入りする部署だったので、Tシャツのようなラフな格好ではなく、ブラウスにスカートといった洋服で仕事をしていました。

制服がないので、当然衣替えもありません。

中年になってから勤めた制服のある会社が、3社ありましたが、制服の衣替えなどありません。

 

制服を定めるなら、バリエーションを増やして

最後の会社も、制服があり、スカート、ベスト、カーディガン、ジャケット一式が支給されました。

しかし、一年中ほとんど同じ格好で働きました。

衣替えどころではありません。

ブラウスやシャツは、自分の物を着て良いのですが、夏でもベスト着用で、暑く、冬用のスカートなんかなかったので、冬は薄いスカートで寒かったです。

いくらデータ処理や検査といった細かい業務をやっていても、広い空間の工場ですから、とことん体が冷えたと思います。

制服を定めるなら、もう少し四季を考えてほしいですね。

本当に何も働く者のことを考えていません。

 

たかが制服ですが、日本の社会も画一的ではなく、もう少し弱者にやさしい社会になればと希望します。

スポンサードリンク