リフォーム中に起こった想定外の不具合の解決は、業者の姿勢がよく判ります。
目次
浴室以外にもトラブル
浴室のリフォーム中に前例のないトラブルが発生したのです!の記事で紹介した浴室の不具合以外にも、トラブルはありました。
LDKのフローリングは、大工さんが張り替えましたが、一箇所べっととした物が付着していました。
フローリングを張り替えたときの接着剤のようでした。
水拭きしても取れず、リフォーム業者の担当者に伝えたら、すぐにホームセンターに洗剤を買いに行き、自分で汚れを落とそうとしていました。
このリフォーム業者は、依頼主の話しを聞いただけにしないで、直ぐに行動してくれました。
フローリングをプロのリペア業者が修復
しかし、それでも上手くいかないので、プロのリペア業者が来て、きれいに落としてくれました。
3時間働いてもらえるから、他に修復してほしい所があったら、と言われ他の箇所もやってもらいました。
後で考えると、この費用はリフォーム業者が負担するのか、大工さんに請求するのか、分かりませんが、ここまでやってくれるとは思っていませんでした。
洗面台も不具合部分は取り替え
2階の洗面台のキャビネットの扉の一部分が、他の部分はつるつるなのに、ザラッとしていて、さらに1階の洗面台は、製品不良ではないのですが、下記写真(交換後)のように、奥行きのある引き出しを開けると、隣の脱衣場の扉の枠にぶち当たってしまうのです。
これは、やはりプロのリフォーム業者としては、最初に気づくべき問題だったと思います。
両方共TOTOの製品でした。
私たち素人は、使い始めて、やっと気づくのです。
しかし、プロは、見積段階で、製品の幅、奥行き、高さを考え、必要な動きのスペースを計算しなければなりません。

洗面台の引き出し
幅80cmと30cmの引き出しで、収まってはいますが、開けると枠に当たるわけで、これから先毎日このような使い方をしなければならないのは、すごいストレスでした。
担当者になんとかしてほしい、と言いました。
この件も10月になってしまいましたが、写真のように左端に見切材を入れて、幅25cmの引き出しに交換してくれました。
一番時間がかかったIHヒーター
9月初旬にキッチンのリフォームが終わってから、料理もできるようになりました。
ガスをIHヒーターに替えて、システムキッチンにしてもらっていました。
IHヒーターは、前の家で9年ほど使っていたのですが、今度のIHヒーターは、とにかくエラー音が頻繁に鳴り響くのです。
3ヶ月ほど様子を見ていたけど、依然として同じ状態なので、リフォーム業者に連絡して、メーカーに来てもらいました。
安全基準が厳しく設定してあるので、それを緩和するとかで3回ほど補修に来ましたが、正常にならず、結局IHヒーターごと新しい物に交換することになったのです。
初めからまともな物を入れてよ、と言いたくなる気持ちでした。
IHヒーターの交換は、2017年1月中旬でした。
それ以降は、正常に使用している限り、不要なエラー音は全く出ません。
本当にいい業者というのは、解決する姿勢
このように我が家のリフォームは、2年に渡ってしまいました。
トラブルも数回ありましたが、リフォーム業者は、一度も「これぐらい我慢してください」とか「許容範囲ですよ」とかという発言はしませんでした。
ですから、お互い喧嘩腰で言い合ったこともありませんでした。
あくまでも注文主の立場で、時間はかかったことはあったけど、ちゃんと対応してくれて、この会社(BXゆとりフォーム株式会社)に頼んで良かったと思っています。
私たちも新品に替えてと言ったことは、ありませんが、業者の方が交換するという方針でした。
不具合が製品の製造過程によるものか、運搬途中に発生したものか、取付時に発生したものかは、関係なく、依頼者は、新品を設置してもらって、正常に使用できることで、その対価であるリフォーム料金を払うわけです。
前例のないお風呂の不具合が起きたときは、なんで私の家に・・・と不運に考えてしまいましたが、人間がやる以上どうしてもミスは、あります。
ミスが生じたときに、解決する姿勢を持った会社かどうかだと思います。
リフォームのポイント⑩:
不具合が発生したら冷静に記録する。
リフォームのポイント⑪:
リフォーム業者とは穏やかな関係をつくる。
次は、この業者以外でやってもらったリフォームについてお伝えします。
鍵をかけたまま風が入る雨戸に取り替えたら、エアコンなしで眠れる!もぜひ、読んでくださいね。
中古住宅をリフォームするときの重要なポイントをまとめてお伝えしていますので、リフォーム経験談のまとめも御覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。